ここで後遺障害等級認定審査とはどういうものか少し説明させていただきます。

後遺障害等級認定審査はどこで行われる?
後遺障害等級の認定審査は、実際には損害保険会社が行っているわけではありません。
書類を受け取った損害保険会社は、その書類を損害保険会社共通の損害保険料率算出機構というところに送ります。
損害保険料率算出機構とは、「損害保険料率算出団体に関する法律 」に基づき設立されている団体です。
そして各地域に設置されている自賠責損害調査事務所で審査されることになります。

後遺障害等級認定審査はどういう形で行われる?
後遺障害認定は原則として『書面審査』のみです。
損害保険料率算出機構が定める等級認定の原則に『書面主義』というものがありまして、 これは、膨大な請求に、公平かつ迅速に対応するためです。
一定の場合を除き、提出した書面の審査しか行わないということです。
したがって、提出した書面にその記載がなければ原則として審査の対象にもなりません。
後遺障害診断書を適切に作成してもらうことが如何に大切か、理解していただけると思います。

後遺障害等級認定審査ではどこを見られる?
後遺障害等級審査では、残っている痛み等を、後遺障害診断書および提出された資料を基に、  
“どの等級要件に当てはまっているか”  
“事故との間に因果関係があるか”
を審査されます。

認定に要する期間
なお、後遺障害等級認定の結果がわかるまでに要する時間は、追加の調査などがなければ、通常、「申請してから1か月~2か月くらい」になります。






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